スマートスピーカーを買って使ってみたら面白かった
スマートスピーカーというのは、Wikipediaによると「対話型の音声操作に対応したAIアシスタント機能を持つスピーカー」という事だそうです。
普段から物静かな(?)私は、何でしゃべらなければいけないのだろうと思ってましたが、実際に使ってみると面白いという事に気が付きました。どういうところを面白いと感じたかを、まとめておきたいと思います。
どのスマートスピーカーを使ってみるか
まず最初に、スマートスピーカーを購入する必要があります。Amazon や Google などからいくつもの種類が発売されているので、比較してみます。
比較にあたっては、当然先人のお知恵を拝借します。
Apple、Google、Amazonのスマートスピーカーについて、簡単に独断と偏見でまとめてみると、以下のような感じです。
名前 | 特徴 | 大きさ |
参考価格(2019/10/15) |
---|---|---|---|
(Apple) HomePod |
Apple初のスマートスピーカー。独自のAIアシスタント「Siri」を搭載しており、iPhoneのスピーカーという感じです。 |
高さ 172 mm
|
40,980円 |
(Google) Home |
Googleアシスタントに対応したスマートスピーカー。音楽の音質を重視するのであれば、こちらかなと思います。 |
直径: 96.4 mm |
10,500円 |
(Google) Home Mini |
使いやすいコンパクトサイズのスマートスピーカー。お手頃価格で、初めてスマートスピーカーを使用するのに取っつきやすいです。 |
直径: 98 mm |
3,198円 |
(Google) Nest Hub |
7 インチのコンパクトなディスプレイにわかりやすく情報を表示。ディスプレイの付いたスマートスピーカーなので、これ一台でほとんどの事が出来そうです。 |
奥行: 67.3 mm |
15,400円 |
(Amazon) Echo Flex |
本商品の発売日は2019年11月14日です。 様々な場所を、少し便利に。このプラグイン式スマートスピーカーがあれば、ご自宅のより多くの場所でAlexaの助けを借りることができます。一部屋に一つという感じでしょうか。 |
72mm x 67mm x 52mm (実際のサイズと重量は製造工程によって変動することがあります) |
発売前のため情報なし (Amazon 2,980円) |
(Amazon) Echo Dot 第3世代 |
さまざまな場所に設置できるコンパクトサイズのスマートスピーカー。Amazon Alexaを初めて使う場合は、価格や売れ筋的にはこれでした。 |
43 mm x 99 mm x 99 mm |
6,480円 |
(Amazon) Echo Dot 第3世代 時計付き |
本商品の発売予定日は2019年10月16日です。 さまざまな場所に設置できるコンパクトサイズのスマートスピーカー。Echoシリーズの中で一番人気のEcho Dotに、時間や外気温、タイマーを表示できるLEDディスプレイ付きモデルが登場です。 |
43 mm x 99 mm x 99 mm (実際のサイズおよび重量は、製造工程によって変動する可能性があります) |
発売前のため情報なし (Amazon 6,980円) |
(Amazon) Echo 第3世代 |
本商品の発売予定日は2019年10月16日です。 Echo(第3世代)は、Dolby対応プレミアムスピーカーによるクリアなボーカルとダイナミックな低音が360度全方向に響き渡ります。Echo(第3世代)同士、もしくはEcho Plus(第2世代)と組み合わせることで、ステレオサウンドが楽しめます。第3世代になり、第2世代のPlusとの違いがなくなった? |
148 mm x 99 mm x 99 mm (実際のサイズと重量は製造工程によって変動することがあります) |
発売前のため情報なし (Amazon 11,980円) |
(Amazon) Echo Plus 第2世代 |
クリアなボーカルとダイナミックな低音によるハイクオリティーなサウンドが魅力のスマートスピーカー。ちょっと前までは、音楽の音質重視の場合はこれでした。 |
148 mm x 99 mm x 99mm |
14,380円 |
(Amazon) Echo Studio |
本商品の発売予定日は2019年12月5日です。 没入感のあるサウンド。5つのスピーカーが、パワフルな低音、ダイナミックな中音、そしてクリアな高音を生み出します。Dolby Atmos技術により、音に空間、明瞭性、奥行きが追加されます。 音楽などの音質重視の場合はこれです。 |
206 mm x 175 mm x 175 mm (実際のサイズと重量は製造工程によって変動することがあります) |
発売前のため情報なし (Amazon 24,980円) |
(Amazon) Echo Show 5 |
Echo Show 5はクリアな音質のスピーカーを搭載した5.5インチのスクリーン付きEcho端末です。丸形のEcho Spotが、角型になったようなイメージです。田舎の両親にプレゼントして、音声・ビデオ通話ができそうです。 |
148 mm x 86 mm x 73 mm |
楽天 中古・未使用 9,900円 |
(Amazon) Echo Show 第2世代 |
10インチのHDスクリーンを備えたスマートスピーカー。ディスプレイが大きくなったので、これ一台でほとんどおぎなえそうです。 |
246 mm x 174 mm x 107 mm |
23,800円 |
それにしても、Amazonのスマートスピーカーは 8種類もあり、種類の多さには驚かされます。2~3か月前まであったEcho Spotが無くなり、代わりに最新のモデルが 5つも増えています。
それだけ、Amazonは力を入れているという事でしょうか。
上記の比較の結果として、基本的なスマートスピーカーの機能はどれももっているので、音質重視よりはコストパフォーマンスが良い Google Home Mini を購入しました。コンパクトで小さいのも気に入りました。来月だったら、Amazon Echo Flex にしたかもしれませんが。
Google Home Mini のセットアップ
物が届いて、早速セットアップしました。
セットアップにあたっては、以下のページを参考にさせていただきました。
セットアップはスマホのアプリで行うわけだけれど、スマホと Google Home Mini が直接繋がるのは最初だけのように思います。最初の WiFi の設定をしてインターネットにつながれば、後はインターネット上の Googleアシスタントを経由してのやり取りのように思われます。
Google Home Mini のセットアップ自体は、スマホに Google Homeアプリを入れたり、Spotify に無料登録をしたりと、間接的な作業はありますが、問題なくできました。
Google Home Mini を使ってみて
さて、セットアップも終わり、Google Home Mini を使って何をしようかと考えました。Googleのページでは、Google Home Mini に出来ることが、いろいろ載っています。
この中で、以下の事を試してみました。
疑問に思ったことを質問する
簡単な質問には、ウィキペディアなどから答えてくれました。しかし、「OK Google, サッカー選手の奥さんってモデルが多いの」のような分からない質問には、「すみません。お役に立てそうにありません。」と言ってきます。もうひとひねり回答が面白いといいのですが。
挨拶(おはよう)をする
「OK Google, おはよう」と挨拶すると、「おはようございます。✕✕さん。」と、声を登録しているので名前を読んで返事をしてくれます。また、その後に気温や天気、ニュースを流してくれます。寝起きにはちょうどいいです。
タイマーを設定する
料理の時の時間を計るのに、キッチンタイマー代わりになります。ただ、ちゃんと「OK Google, タイマーxx分セットして」のようにはっきり言わないと、タイマーが動いてくれない時がありました。
テレビへ写真や動画をストリーミングする
テレビが東芝のレグザなので連携ができるかなと思ったのですが、残念ながらレグザの古いモデルのためできませんでした。別の手段を考えます。
音楽を流す
Spotifyの無料音楽を流してみました。ただ、普通に「OK Google, 静かな曲を流して」のように言うと、「Spotifyの方のみアルバムを再生できます。代わりにSpotifyの静かな曲ステーションを再生します。」と言われてしまいます。
Epsonプリンターとのリンク
2019年1月31日よりサービス提供を開始し、「OK Google, エプソンプリンターでデザインペーパーをプリントして」等、話しかけるだけで指定された印刷コンテンツをハンズフリーでプリントすることができるとのことです。しかしまだ、Google Home と Epson Connect とのリンクがうまくできません。
結論
Google Home Mini を使ってみて、いろいろ出来ることや出来ないことが判ってきました。判ってくると面白くなります。もっといろいろやってみたいと思うようになりました。今後は、以下の事にトライしたいと思います。
- テレビへ写真や動画をストリーミングする
- 照明やテレビなどを声で操作する
- Epsonプリンターとリンクする